2021年05月31日

【サイクルハウスしぶやより】お持ち込み部品でのカスタム、修理作業のお承りについて

fotor_1622452338151.jpg

この度のご案内は多く
お問い合わせをいただいております
【お持ち込み部品】
でのカスタム、修理作業についてとなります。

当店は一部例外を除いて
お客様セレクトのお持ち込み部品
当店に取り扱いのない部品による
カスタム、修理作業も
お承りさせていただいております。

部品をお持ち込みいただく際は
下記の要項を必ずご確認願います。

【1】
お持ち込み部品による
作業をお断りさせていただく
場合がございます。

「電動アシスト化キット」などを始めとする
組付け後の安全性を損なうもの、
法的にグレーゾーンな部品、
部品と車体の規格が異なり
互換性のない部品の組付けは
作業をお断りさせていただいております。

同様に軽量化を目的とした車体、部品の
肉抜き、穴あけ加工もお断りさせていただいております。

【2】
補償について

お持ち込みいただく部品の
初期不良、組付け検証作業による
破損、汚損については当店では
責任を負うことが出来かねます。

特に多いケースが
部品の初期不良に関してです。
初期不良のある商品に関して
お持ち込みいただいたお客様に代わり
販売店への説明、保証対応の代行することは
当店ではお承りすることが出来かねます。

組付け検証の中で判明する不具合以外にも
「ブレーキレバー左右セットが右側しか入っていない」
「ブレーキシューセットが全て右側しか入っていない」
「想定外に発光する機能がついていた」
「カビて異臭がある(保管環境の不備)」
「内容部品が完全に揃っていない」
「注文したカラーが入っていない」
などといったケースが過去にございました。
お持ち込みいただく前に
一度お客様サイドでの部品内容について
ご確認いただくことを推奨いたします。

【3】
お持ち込み即日の
ご対応は出来かねます。

お持ち込みいただいた商品の
仕様、状態、組付け方法の調査、検証を
順番に行わせていただくため
お持ち込みいただいた即日での
ご対応は出来かねます。
組付けを行う車体とお持ち込み部品の
両方をお預かりすることが可能なタイミングで
ご相談いただきますようお願い申しげます。

【4】
組付けの可否の判断
作業工賃のお見積もりについて

【3】にも関連してきますが
お持ち込みいただいた部品の情報が少ない場合は
調査から作業をスタートすることとなります。
関連して作業に要する作業工賃の計算は
「要した時間」、「作業難度」を元に
計算させていただいております。
その為、お預かりさせていただいた段階での
詳細なお見積りのご案内は困難となります。
何卒ご了承ください。
同様に実物同士を拝見させていただく前の
お電話、メールでのお問い合わせに対しては
ほぼ無力です。

【5】
検証後、組付けが出来なかった
パターンの際の作業工賃について

稀にですが組付け検証の後に
作業が完成しないケースもございます。
近頃はネット通販を始め
市場には様々な部品が溢れております。
過去に当店でも
「安価だけと壊れやすい」
「軽量だけど動作しない」
といったケースにより
お持ち込みいただいた部品の組付けが
出来なかった場合がございます。
その際も
『お持ち込み部品の
組付け検証作業工賃』
として作業受注時にご案内する
作業工賃の何%かを
ご請求させていただきます。
作業の成否にかかわらず
作業工賃が発生します。
予め御了承くださいませ。

ご案内は以上となります。
上記は2021年5月31日現在の情報となります。
上記の内容は予告なく変更される場合が
ございますので予めご了承くださいませ。

お持ち込み部品に関して
あまりに多様なお問い合わせが多いので
一区切りに堅ッ苦しく要項を
まとめさせていただきましたが
現場でお預かりする際は
フランクなのでお気軽に
店頭でご相談くださいませ。

折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
----------------------------------------
営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
----------------------------------------
☆最寄駅の京成線お花茶屋駅までは、
東京駅から電車で約30分、
千葉駅からは約50分になります
posted by サイクルハウスしぶや at 19:28| Comment(0) | サイクルハウスしぶやからのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月30日

【birdy × 修理作業】消耗したリアヒンジベアリングセットの交換作業をさせていただきました。作業の種明かしとなります。

fotor_1622284524085.jpg

この度、オーナー様に
ご相談いただいたのは消耗した
birdyの前後フレームのつなぎ目
リアヒンジベアリングセットの交換。

どうやら
ニードルベアリング内部に発生した錆が
やすりのように中心軸を削ってしまったようで
前後フレームの接続部分にガタつきが出ております。


この作業に使用するリアヒンジベアリングセットは
「BD-1シリーズ、birdy Classic」と
「第三世代モノコックモデル、STDなど」
では使用するセットが異なるので注意が必要です。

fotor_1622284636231.jpg

当店が使用する使用する工具セットは赤箱保管、
代理店ファビタさん考案のこちらとなります。

shibuya環境での使用がしやすいように
純正セットに無い軸の追加や
保護用のコットンリムテープが巻いてあります。

fotor_1622284581269.jpg

作業開始前の下準備
【リアフレーム側の中心軸を固定する為のネジ】
を外すのはもちろん
前後のフレームを外し切る作業の安全の為
後ブレーキ、シフトワイヤー、チェーン
中心軸への干渉が無いように右側クランク、
後キャリア、後輪、BB装着のテンショナーなど
必要に応じて部品を外して行きます。

車体の安全の為、一時的に取り外すこととなる
リアフレームの重量を軽くするのが目的です。

fotor_1622284610888.jpg

作業に応じた部品の取り外しが完了したら
画像のように後フレームを折りたたんだ状態にします。
この時、必要に応じて後フレームをつるしたり
空中で固定しておくと中心軸を抜き切り、
前後フレームが完全に分かれた際に安全です。

fotor_1622284710736.jpg

画像のように工具をセット
前後フレームを繋ぐ中心軸を慎重に抜き取ります。

一番最初に使用する工具の軸は
「車体中心軸と同じ太さの物」
を使用いたします。

工具に巻かれたコットンリムテープが
金属同士の接触からフレームを守ります。

fotor_1622284663098.jpg

作業中の注意点として
「工具穴➡中心軸」
にズレが無いよう一直線となっていることが
必須となります。

車体の状態によっては
画像右側から中心軸をハンマーなどでたたき
少しだけ画像の左側に中心軸を抜き出して
工具穴を当てるガイドにするのも手です。
今回はそれすら困難な程に錆と固着が激しかった為、
スキルごり押しで突破いたしました。

fotor_1622284806617.jpg

慎重に力を加え続けると
画像のように変形した中心軸が伸び出てきます。
固着の激しい序盤は「バキッ!」などと音が出たりします。
適切に圧入をつづける限り固着した軸たちが
外れていく音なので慎重に作業を続行します。
作業が終盤に向かうにつれて後フレームの固定が
無くなり、接続が無く外れた不安定な状態となるので
作業に注意が必要となります。

fotor_1622284877675.jpg

中心軸を抜き切った直後の画像。
内部に発生したと思われる錆や汚れが
染み出ております。

fotor_1622284843249.jpg

内部の固着が激しかった為か
左側のニードルベアリングが既にはみ出しております。
これは非常にラッキー!!
はみ出した次の工程でのガイドの役割を果たします。

fotor_1622284925218.jpg

Shibuya環境では
この次のニードルベアリングの取り外し、圧入には
先代考案のオリジナル工具(非売品)を使用致します。
作業場ではライトセイバーと呼んおります。
これが非常に優秀でいろいろ試しましたが
冒頭の工具セットを駆使するよりも大幅な時短を実現します。

fotor_1622284967249.jpg

ライトセイバーのみでは
内部ベアリングの取り外し作業は出来ない為
「ベアリング圧入工具」の中からーー

fotor_1622285006293.jpg

ーー適当な内径の工具を選んで追加します。
作業場では土管などと呼んでおります。
土管として使用する工具の選択基準は
「工具内径がニードルベアリング外径よりも大きいもの」
となります。
上記を満たして丈夫な素材であれば大体 使用可能です。

fotor_1622285068615.jpg

画像のように
長さを調節しながら
ライトセイバーと土管をセットします。
ライトセイバーの鍔につけたナットを締めこんでいくことで
土管の中にフレームに固着した古いニードルベアリングが
外れて出てくる寸法です。
この作業は外れ出てくるニードルベアリングを土管の中に
スムーズに移動させることが肝なので
土管とニードルベアリングの淵同士が接触しないよう注意が必要です。

fotor_1622285098743.jpg

上記の作業を進めると
画像のようにニードルベアリングが土管の中に外れてきます。
土管の中に納まらなくなったベアリングは
随時とり出して古いベアリングセットが外れきるまで
作業を繰り返します。

fotor_1622285134253.jpg

摘出された古いベアリングセット
貫禄に溢れております。

fotor_1622285163063.jpg

ベアリングの摘出が終わったら
フレーム側のクリーニングを行います。
古い汚れが無くなりきるまで丹念に行います。

fotor_1622285190116.jpg

画像上部、新品の中心軸
画像下部、貫禄の中心軸
可動部位たる
ニードルベアリングに接触していた
部分の表面が綺麗に削り取られております。

fotor_1622285257996.jpg

ここからは折り返し
外した部品を新調して
組み直しを開始いたします。

新品のリアヒンジベアリングセット
上部左側から

樹脂スペーサー
ニードルベアリング
内部スペーサー(小)
内部スペーサー(大)
ニードルベアリング
樹脂スペーサー
の順番でセットしていきます。

fotor_1622285372957.jpg

樹脂スペーサーと中心軸以外の部品を
画像のようにセットして
ニードルベアリングの圧入開始となります。

圧入するベアリングたち×4には
WAKOSの軟膏状のマルチグリスを塗布します。
黄色の蛇腹チューブ状のグリス

メインフレームに工具が接する隙間
ライトセイバー付属のスペーサーを一つ
入れることでベアリング圧入のガイドとするのが
作業をスムーズにするコツです。
一つ目のベアリングの圧入以降。
作業終盤でこのガイドは必ず外します。

fotor_1622285407794.jpg

圧入が完了したニードルベアリング
ベアリングの内部には上記と同じ
軟膏グリスを塗布して
棒状のもので内部に塗り込み馴染ませます。

fotor_1622285451263.jpg

外しておいた後フレームをメインフレームに
セットしながら中心軸を使って仮留めしていきます。
画像右側が新調した、これから圧入する中心軸。
画像左側が追加してる仮止め用の軸となります。
後フレームと両側のニードルベアリングの穴に
ガイド軸を通して安定を図ります。

fotor_1622285500071.jpg

フレームの安定が確保できたら
画像のようにファビタ製工具を使って
フレーム右側の新調した中心軸の圧入を始めます。

fotor_1622285541187.jpg

フレーム両側の面位置まで
均等に中心軸が圧入出来たら
作業はひと段落です。
余分なグリス類はこの段階でぬぐい取ります。

fotor_1622285580081.jpg

圧入の後忘れないように必ず
作業序盤で外した
画像のボルト×2を使用して
後フレームの固定を確実に行います。
ボルトを慎重に締めこむことでフレームが軸を
包み込むように固定されます。

「リアヒンジベアリングセット」
の交換自体はこれにて完了。
序盤で外していたワイヤー類や後輪を装着して
元の仕様に組みあがったら作業完了です。

birdyの折りたたみ機能の核となる
今回の部品、消耗などの状態に合わせた
交換を行うことでフレーム全体の
寿命を延ばすことにもつながります。

愛車をより長くお楽しみいただくために
是非、ご検討くださいませ。

今回ご紹介した修理作業の種明かしは
あくまで今回の車体に合わせた「一例」となります。
各ショップ環境、流派などにより
解釈、アプローチが異なるかと思います。
種明かしをご紹介させていただいた
今回のカスタムを個人で施工される場合に発生する
部品の破損や事故に関しては当サイクルハウスしぶやは
一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。
折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
----------------------------------------
営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
----------------------------------------
☆最寄駅の京成線お花茶屋駅までは、
東京駅から電車で約30分、
千葉駅からは約50分になります
posted by サイクルハウスしぶや at 12:05| Comment(0) | birdy | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月29日

【birdy × 定期点検】乗り慣れてきたタイミングでの装着推奨。輪行を便利にするアイテム。

fotor_1622287614802.jpg

定期点検の為、お預かりさせていただいた
birdy STD
限定色のグラファイトが渋くも鮮やかです。

走行にも慣れてきて
短距離の輪行も視野に入れた
追加装備としてご提案させていただいたのが
こちらのアイテム達です。

fotor_1622287645312.jpg

メインフレームを保護する
フレームカバーは当店オリジナルアイテムの
重ねがけとなっております。

STD系装備の
アジャスタブル(高さ調節機能付き)ステムの
メインフレーム「Y」部分への接触を防止する
商品価格¥3,520-(税別)

birdy用フレームパッドを包み込むように
装着されているのは
商品価格¥8,800-(税込)

持ち手付きのフレームカバー
クラシック、モノコックフレームの
どちらにも対応いたしております。
装備のタイヤの太さによって
折畳み後にどうしてもも持ちづらくなる
モノコックフレームの心強い味方となります。

ご検討の一助となりましたら幸いです。


折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
----------------------------------------
営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
----------------------------------------
☆最寄駅の京成線お花茶屋駅までは、
東京駅から電車で約30分、
千葉駅からは約50分になります
posted by サイクルハウスしぶや at 21:38| Comment(0) | birdy | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする