本日ご紹介させていただくのは
【DAHON K3 × スポーク折れ修理作業】
でございます。
交換の為に外された古いスポークとニップル
自転車の車輪を形作る為に編まれている骨組みを
【スポーク】
というのですがこちらも消耗品となりますので
やはり折れる時は折れてしまいます。
タイヤ径の小さな小径自転車は
当然スポーク1本の長さが短かいです。
加えて「軽量化」を追及するDAHON K3は
スポークの本数が20本と少ない為、
スポーク1本には大きな負担がかかっております。
※
参考の他自転車のスポーク数
birdy Airが24本組
Bromptonが28本組
Tartarugaが32本組
「スポークいっぱいあるし1本くらい」
と修理を見送られるお客様もいらっしゃいますが
スポークが1本折れているというのは
人体でいうところのアバラ骨が1本折れている
くらいの状態である為、早めの修理を推奨いたします。
当サイクルハウスしぶやは
スポーク1本からの補修修理もお承りいたしておりますが
「すでにスポークが複数本折れている場合」
「1本補修が続き、故障が慢性化している場合」
今回のような
「小径かつスポーク数が少ないホイールの場合」
は
「スポーク全てを新調しての組み直し」
を推奨いたします。
上記の作業はホイール組み上げ作業に
片足を突っ込みます。
しかし
あくまで修理の守備範囲であり
作業に必要なスポーク長は折れずに無事だった
スポーク達を採取して計測すれば得られます。
その為、
バラバラの部品達を各部採寸して
新規にスポーク長計算を行う必要がないので
作業コストを抑えることが可能となります。
単純にホイールの強度を強化する場合は
「ホイールを組むスポークの本数を増やす」
というのが重量こそ増加致しますが
非常に有効な手段となります。
しかし
DAHON K3やBromptonなど
独自路線、規格のブランドは部品の交換による
スポーク数を増やすことが困難であります。
そこでご提案させていただくのが
「スポークの種類の変更、材質の強化」
でございます。
メーカーから補修部品を安価に入手して
組みなおすおいう方法もございますが
それではホイールを組み上げた後も
同じ症状が発生してくる恐れがある為、
使用する素材そのものを見直します。
面白いもので
作業時にスポークをカットしていると
実際に手元に感じるのですが、
切断時の「粘りの強さ」とでもいうのか
スポークもブランドによって切断感が異なります。
今回の修理作業にも上記の
「粘りの強いスポーク」
を使用いたしております。
小径の折りたたみ自転車とお付き合いいただく中で
どなたでも出会う可能性のある故障ですので
スポーク折れの発生した際はお早め、お気軽にご相談くださいませ。
折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
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営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
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☆最寄駅の京成線お花茶屋駅までは、
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