2022年07月16日

【REACH x カスタム】王道のドロップハンドル化+ドレスアップご紹介

3連休初日、いかがお過ごしでしょうか。

先日のブログでご紹介させていただいた
オンリーフレーム販売と言う異色の販売形態ながら
カスタムの自由度が高く人気なフォールディングスポーツバイク
「REACH(リーチ)」を本日もご紹介いたします。

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REACH STD Ver. +ドロップハンドル化カスタム ¥ASK

〜REACHご購入までの流れ〜
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@フレームカラー(全4色)を選ぶ。 ¥195,800-(税込)
マアアットアクアブルー・マットオレンジ・マットブラック・
パールホワイトレッド・ウイスキーブラウン
※上記価格には下記が含まれます。
○メインフレーム
○ヘッドセット
○フロントフォーク
○フロントアクスル
○シートポスト
○シートポストクランプ
○リアフレーム
○サスペンション
○ステムライザー
○リアディレーラーハンガー
○PUリング

⓶完成車パーツキット2種or完全オリジナルでパーツチョイス
先述の通りREAHはフレーム販売のみとなっている為
・完成車パーツキットSTD \127,050-(税込)
・完成車パーツキットGT   ¥182,050-(税込)
→セット内容
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部品調達が困難な昨今、1つパーツが揃わないだけでも
完成車としては成立しない為GT・STDを選ぶだけで
ご提案が可能なコンポーネントキットが登場しました。


・完全オリジナルパーツチョイス
1からパーツを調達し、オリジナルで組んでいく方法もございます。
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先日ご紹介したREACHはロードバイクコンポの入れ替えにより
余ったパーツ(ULTEGRA R8000)をメインに組ませていただきました。
当店では1からパーツをあつめるよりもこのパターンが多いです。

この他にも基本の組み立て工賃¥16,500-(税込)を頂戴いたします。

Bオプションパーツを選ぶ
キックスタンド・リアキャリア・輪行バック等
オプションパーツを選び、車体完成を待つ。

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今回は完成車パーツキットSTDをお選びいただき
普段ご使用いただいているロードバイクに近い乗車姿勢を実現する為
新車整備に合わせてドロップハンドル化をご依頼いただきました。

新車整備時に合わせて作業させていただくことにより
配線工作やワイヤーを張る際のコストを抑えることが可能です。
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赤みがかかったパールホワイトレッドに
オレンジのバーテープ・Nissenのワイヤーがマッチしています。
このあたりもお好みで選べるのがフレーム販売の利点ですね。
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店頭にはNISSENアウターケーブルコーナーをご用意しております。
お好きなカラーでご自身だけの1台を作るのにお役立て下さい。

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実は都内では2店舗のみでしか販売していないレア車体。
完成した時のお客様の満足度と私たちの達成感は間違いなくNo.1です。

メーカー在庫も日々減りつつありますが、
ご検討の一助となりますと幸いです。

皆様のご来店お待ちしております。

折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
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メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
----------------------------------------
営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
------------------------------------




ラベル:渋谷右京
posted by サイクルハウスしぶや at 18:35| Comment(0) | REACH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月14日

【REACH × 新車カスタム】超自由度のフレーム販売バイク、REACHについてご紹介させていただきます。


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今回ご紹介いたしますのは
非常に自由度が高く、
おりたたみ自転車の中では
異色の販売形態「フレーム販売」
のフォールディングスポーツバイク
REACH
についてご紹介させていただきます。

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2022年7月現在、
REACHの完成販売はございません。
完成車販売と異なりまして
完全にバラバラのアイテム達を
オーナー様のご希望に合わせて組み上げていく
このREACHは当サイクルハウスしぶやでは
新車販売時の納車整備の際より、

「カスタム車体」

としてご案内をさせていただいております。

オーナー様のご希望の変速機器や
主に乗車ポジションやハンドル形状と
そこに走行時の各部動作、
折りたたみ時の配線を加味して
ケーブル類の調整をシビアに行います。

その為、通常の納車整備時には発生しない、

「組み上げ作業工賃」

が別途、車体仕様事に発生いたします。
何卒予め御了承願います。

上記の作業工賃に関しては
REACH日本公式代理店日、
パシフィックサイクルズジャパン発信の
「REACH用完成車パーツキット」
を用いて組み上げ作業を行う場合も
同様に発生いたします。

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この度のオーナー様は
元々所有されるロードバイクのアップデートの際に
「外し部品」として発生した
shimanoコンポーネント

ULTEGRA R8000シリーズ

をお持ち込みの上でのご相談でした。
REACHには元々、折り畳み機能に合わせて
過去の事例より推奨される配線ルートがございますが
今回のR8000での配線作業に際しては
リアフレーム側の後半は完全にアドリブ。

→配線作業→折り畳み確認→
→展開作業→変速など各部動作確認→
をひたすら繰り返すことによって
最適ルートによる配線をさせていただきました
自慢の部位となっております。

お持ち込み部品によるカスタムをご検討の場合は
お持ち込み部品による修理の場合は
原則としてカスタム作業と同じ扱いとなります。

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折り畳んだ状態を右側面(チェーンリング側)から

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折り畳んだ状態を左側面(ディスク側)から

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折り畳んだ状態を上部から
ご覧いただいたところで
今回の車体の折りたたみ方法について
ご紹介をさせていただきます。

REACHは各部の部品同士の
クリアランスが非常にシビアである為、
折りたたみ、展開作業時に
車体への傷が非常に入りやすい性質がございます。

下記に注意ポイントをご紹介させていただきますので
ご注意いただきながら作業ください。

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今回の車体の折りたたみ手順は
まず、展開されている状態から
各変速ギアを
前側ギア→アウター(外側の大きいリング)
後側ギア→ロー(内側の大きいリング)
にそれぞれ入れておいていただくと
リアディレイラーがコンパクトに収まった状態となります。
このあたりは使用するギア比や個体差によって変化していきます。
この先の消耗などによって車体状態が変化、
チェーン外れなどの頻度が多い場合は都度調整をしていきます。

フロントハブアクスルを緩めて
前輪を車体から取り外します。

サイドスタンドは立てた状態
(駐輪状態)にしておいてください。

次に左足側のクランクが
地面に水平かつ車体前方へ向くように
位置を調整していただきます。
上記の車体全体画像の逆の状態となります。
中盤の外した前輪をフレームへ組みつける時に
作業がスムーズとなります。

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先の作業が終了したら前後フレームの中央にある
赤色の樹脂サスペンション通称「リアエラストマ」を
画像のように前フレーム側の軸から引き抜きます。
リアキャリアが装着されているので
動作が通常よりも渋く感じられるかと存じます。
引き抜き動作の際にはリアキャリアよりも
リアフレーム本体に力を加えていただくことで
よりスムーズに動作が行えるかと存じます。

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リアエラストマを引く抜く動作の際に
リアサスペンションの純正剛性強化パーツ
「PUリング」を取り外して別途保管いただくことで
移動中、保管中の予期せぬ落失の防止となります。

PUリングとリアエラストマの間には若干の遊び(隙間)がございます。
走行を重ねるうちにエラストマ本体が
体重によって若干押しつぶされる(変形する)ことによって
PUリングのフィット感は変化していきます。

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前輪を取り外して
リアフレームを折りたたんだ状態
右側面(チェーンリング側)から

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チェーンリング裏側にある小さなピンとフックによって
折りたたんだリアフレームをメインフレームに固定するデザインです。
フックの操作レバーはリアフレームの裏側(車体下部)にございます。

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冒頭で各変速ギアを
前側ギア→アウター(外側の大きいリング)
後側ギア→ロー(内側の大きいリング)
にそれぞれ入れておいていた為、
リアディレイラーがコンパクトに収まった状態となります。
このあたりは使用するギア比や個体差によって変化していきます。
この先の消耗などによって車体状態が変化、
チェーン外れなどの頻度が多い場合は都度調整をしていきます。

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車体の反対側、左側面(ディスク側)のご案内となります。
サイドスタンドは立てた状態(駐輪状態)での折り畳みとなります。

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前フォークとのクリアランスは非常に狭く、
接触が発生しやすい為、折り畳みの際には
傷防止のための緩衝材や
厚手のタオルを挟んでいただくことが
有効となるかと存じます。

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部品同時の接触が発生しやすいポイントとして
右側クランク先端とリアキャリア左側ステーもございます。
クランクの位置は後輪の不意な動作によって変化する為、
作業時にはご注意ください。

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リアキャリアには
マジックテープつきのベルトが付属しております。

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このベルトを図のようにメインフレームと
後輪をまとめるように巻きつけていただくことで
先の前後フレームの固定フックにかかる負担を
低減することができます。

状況によってはトップチューブ(上段パイプ)と後輪のみを
固定することで固定力が高まる場合もございます。

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ベルトを巻き終えたらメインフレーム下部にある
このフックをご覧ください。

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このフックの隙間は前輪のフロントハブアクスルが
ぴったりと入るようにデザインされています。

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こちらにクイックリリースの容量で外した前輪を組み付けます。
この時は前フォークに固定するほどの固定力は必要としません。

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前輪の組み付けが終了したら
ハンドルステムの根本のレバーを開いて
前フォークからステム本体を引き抜いていきます。

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引き抜く際には画像の杭の部分がガイドとなっておりますので
左右に無理に抉ることなく、上へ向かって
ゆっくりとステムを引き上げてください。

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ハンドルステムの取り外しが出来たら
図のようにハンドルをフレームへよりかけていきます。
この時、ハンドル本体は前輪のように車体への固定はされません。
あくまで添えるだけとなります。
この時、必要に応じて先のベルトなどを使用して
ハンドルを車体へ固定を行ってください。

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上部からハンドルの配置を見たものとなります。
ハンドル左側(ステム側)が前フォークの軸近くに位置します。
右側のハンドルドロップ部分はメインフレームの内側へ入ります。

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全ての作業が終了したらゆっくりと
シートポストを下げて固定してください。

展開作業は原則として
おりたたみ作業の逆手順となります。
まず、シートポストを引き上げるところからスタートします。

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ハンドルステムを前フォークへ差し込む際には
ガイドに従って根元まで確実に固定を行ってください。
乗車時、走行前にはブレーキの動作確認と一緒に
このステム根元のクランプレバーが確実に固定されているかどうかの
確認作業を習慣化いただくことを推奨致します。

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ステムの固定作業が整いましたら
ベルトを外してリアキャリアに巻き付け直します。
それが済んだら上記のレバーを操作して
前後フレームの固定フックを解除していきます。
フックの解除後はゆっくりと前後フレームを開きます。

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フレームを開いた直後は
図のようにケーブル達が外側に飛びだしてくる場合がございます。
これはR8000の前変速の特殊なデザインや
お持ち込みのequal製のブレーキケーブルの
硬度を考慮した結果となります。
組み付け事例はございませんが
shimano 105 R7000系の配線も同様となる見込みです。

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フレームから飛び出している
ケーブル達はフレームの内側へスルスルと必要な分だけ入っていきますので
乗車前には図のようにケーブルアーチを戻していただくようご協力願います。

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最後に前輪を前フォークへ固定いただく際には
フォークの一番奥まで左右のズレなくアクスルを差し込んでいただき、
クイックレバーは図の位置で固定をいただくことを推奨いたします。
上記の位置は走行時、前サスペンションの動作時に
レバーが影響を受けづらい部位となります。

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乗車時、走行前には各部の動作、固定を再確認いただき
安全第一でREACHをお楽しみください。

今後ともサイクルハウスしぶやが
REACHライフをバックアップさせていただきますので
お気づきの点などございましたらお気軽にお申しつけください。

また
REACHをご検討お客様は
当店にはREACH試乗車(フラットハンドル)もございますので
お気軽に店頭スタッフまでご相談ください。
ご来店心よりお待ちいたしております ♪

折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
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メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
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営業時間10:00〜19:00
定休日:火・水曜日
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posted by サイクルハウスしぶや at 17:59| Comment(0) | REACH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月19日

王道のドロップハンドル105仕様のREACH完成

フレーム販売のみになったPacificCycles REACH(リーチ)。

お客様からドロップハンドルで製作依頼を頂きました。

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「REACH ドロップ 105仕様」

ドロップハンドルでロードライクなポジションが実現します。

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105のクランクは剛性はもちろん変速性能もズバ抜けています。

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チェーンはトップグレードながら、シマノのグレードの中でも価格差の少ないDURA-ACE(デュラエース)をセレクト。

ペダリング時の音も静かで、変速も滑らかに動作します。

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ブレーキにはセミ油圧を採用して一世を風靡したJuin Tech(ジュインテック)をインストール。

ワイヤー引きからブレーキ本体部分で油圧式の力に変換して制動力を高める特殊ブレーキです。

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「折りたたみ形状」

REACHは折りたたむときに、フロントホイールを外す必要があります。

クイックレバーを緩めることで、工具なしで簡単に着脱ができ、外したフロントホイールはダウンチューブ下に設置された台座に固定可能です。

縦に長いものの、高さと幅は20インチ[451]クラスの折りたたみ自転車の中ではかなり抑えられており、まとまった時の持ちやすさで他の折りたたみ自転車を圧倒します。

REACHはフレームから組み上げるため、ハンドル形状はフラットハンドル・ブルホーンハンドル・ドロップハンドル、ディスクブレーキはワイヤー式・セミ油圧式・油圧式、ギアは機械式・電動式など、多彩なパーツバリエーションの中からお好みの仕様で組み上げることができます。

使うパーツによって価格が変動するため、参考価格にはなりますが、REACHを基本的なパーツ構成とドロップハンドルの105(機械ブレーキ式)仕様で組み上げると、おおよそ330,000円(税別)ほどになりそうです。

REACHのフレーム組みに関するご相談は、メールフォームからお気軽にお問い合わせください。


【カラー】
○マットアクアブルー
○マットオレンジ
○ホワイト
○マットブラック


【セット内容】
○メインフレーム
○ヘッドセット
○フロントフォーク
○フロントアクスル
○シートポスト
○シートポストクランプ
○リアフレーム
○サスペンション
○ステムライザー
○リアディレーラーハンガー


《折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
電話番号: 03-5650-2510
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
短縮営業時間:10:00〜17:00
定休日:火・水曜日

☆最寄駅の京成線お花茶屋駅までは、東京駅から電車で約30分、千葉駅からは約50分になります

posted by サイクルハウスしぶや at 23:59| Comment(0) | REACH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする